豆子ちゃんのハワイ滞在記-7

CHAPTER.7　帰国日の朝(10/3)

私は朝5時過ぎには目が覚め、身支度をしてから、詰めるべき最後の荷物をスーツケースに詰めて待機していました。ゴクウくんを起こしたら、いつもとは違い一度で起きてくれ、やはり身支度をしていると、6時半過ぎに荷物を取りに来てくれました。来る時とは違い、スーツケースにはメイッパイの荷物が詰め込まれています。果たして、家まで自力で持って帰れるのだろうか・・・不安になります。

簡単に朝食をとり、忘れ物がないか再点検(のちにボディタオルを忘れたことが判明)、部屋を出ました。チェックアウトも問題なく済ませ、あとは「エアポートエクスプレス」という空港まで送ってくれるバスを待つばかり。それまで時間があるので、残ったお金を使うためにABCストアに入ったり、朝のワイキキをデジカメにおさめたりして過ごしました。
バスの中では、空港での諸手続き等の案内をビデオで上映、本当はきちんと観なければいけないのですが、窓の外に広がるホノルルの景色に見入ってしまいます。というよりは、「コレで本当に帰るんだぞ」と自分に言って聞かせている感じでしょうか？悔しいくらいにキレイな青空でした。
11時40分ホノルル発の飛行機までは、やはり時間があるので、空港内の免税店でバッグを購入、思いのほかアメリカドルの方は使い切ってしまいました。
帰りの飛行機の中では、さすがに疲れていたのか、ゴクウくんも私も熟睡です。真中の席だったので窓の外を見ることもできず、ひたすら寝るしかなかったのです。座席も若干広かったような気がします。食事もおいしかったし、ビンゴ大会も楽しかったし、7時間半のフライトは苦にはなりませんでした。(帰りの便はリゾッチャでした！)
成田到着。意外と日本も暑くて(でも蒸し暑い)、来てきた半袖で十分対応できました。成田では一息も付かず、時間的に都合が良かったので成田エクスプレスでストレートに新宿まで帰ってきました。そこからは中央線で自宅まで。
重たいスーツケースを1人1個、ガラガラと引きずりながら、遊び疲れなんだから文句は言えない・・・とは思いながらも、でも重すぎるぅ！きっと気分的なものも手伝っているのでしょうね。一応、今日は花金、今から飲みに行くゾ！といった感じの「お楽しみはこれから」風サラリーマンやらOLさんが多いのですが、私たちには、まさに「宴のあと」の気分ですからね。ふたりとも、ガックリと肩を落としながら(このように見えたに違いありません)、自宅までの道を、いつもの倍かかって帰ったのでした。これで、本当に私たちの夢のようなバケーションも終わりです。目指すは、時差ボケ克服&現実復帰！

あとがき

このようにして、私たちの初めての【ハワイ】が終わりました。今は買ってきたハワイアンのCDを聞きながら、旅の後片付けに勤しんでいますが、このCDを聞いているかぎり、頭のなかは「アロ～ハ」な思考のままで、現実復帰にはもう少し時間がかかりそうです・・・。PCの前の皆さん、こんなにクダラナイ旅行滞在記にお付き合い下さって、本当にありがとうございます。一生懸命、記憶を辿りながら記したつもりではありますが、固有名詞等で間違いがありましたら、ごめんなさい。どうかお許しを。
そして、最後に。私たち夫婦はお金持ちでも何でもなく、普通の一般庶民です(夫が上海人ですが)。毎日少しずつ頑張って、手が届きそうであれば是非「ハワイ」をおすすめします。比較的安全で、しかもイロイロな国の人がいるため、言葉や文化が入り混じり、とても不思議で面白い場所だと思います。それでいて、リゾートの条件である海はきれいだし、買い物好きな人にもタマラナイでしょう。非日常の世界が待っています。
私たちも、「いまさらハワイ・・・」という思いもありましたが、「やっぱりハワイ！」ですよね。今度はいつ来る？とハワイに着いたその日の夜に話していたくらいです(笑)。リピート率が高いことにもうなずけます。実際のところ今度はいつ行けるのかわかりませんが、「また、いつかハワイに行くゾ！」という意気込みで、これからの日常生活を乗り越えて行きたいと思います。それでは、長々と読んでいただいて本当にマハ～ロ～！